言わずと知れた名著です
しかしこれは本当に良い教科書です
どうして学生の頃はこれを一度も開かなかったのだろう?
と何度も後悔しました
私は高校では生物を選択せず、物理と化学のみ勉強して医学部に入学しました
クエン酸回路何それおいしいの?
解糖系?電子レンジのこと?(解凍系)
ってくらい生物のことは知りませんでした
こういった生物の基本的知識は大学である程度勉強したものの、私は不真面目な学生であったため、医師になっても生物学の基本についてはアヤフヤなままで、正直大いに苦手意識がありました
しかしこの教科書は生物学的な考え方を基礎から教えてくれます
図も豊富ですし、非常に練られた問題がついており、またセンスのいいユーモアも持っています
正直内容は少し足りない気もしますが、DNAポリメラーゼがどうして一方向にしか鎖伸長反応を行わないのか解説している所などは眼から鱗でした。
読んで感動できる教科書です
これを一度も読まずに大学院に行くなどありえないです
ま、実際は時間がなくて問題まで全て眼を通した訳ではないのですが・・・
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